ロキソニンの効果(歯痛について)

ロキソニンは生理痛や頭痛、神経痛や歯痛などの鎮痛剤として病院で処方されることが多い、一般的によく知られている効果の高い薬です。
服用してから鎮痛作用があらわれるまでの時間は、だいたい15分から30分ほどで、効果は平均して7時間ほど持続します。
ただし症状によっては個人差がでることはあります。

ロキソニンは、鎮痛剤につきものの胃を荒らすという副作用を軽減した薬です。
また、眠くならないのでいつでも使いやすい薬といえます。
ただし胃への負担は軽いといわれている薬ですが、人によっては、服用してから胃痛が起こったりするなどの症状をうったえる人も中にはいるようなので、不安な場合は、ロキソニンを服用する前に、胃の粘膜を保護するような薬と一緒に飲むといいでしょう。

ロキソニンは現在市販用のものも販売されていますが、市販薬と処方薬で成分の内容にはほとんど違いはありません。
市販薬のロキソニンは、痛みが出たときにだけ短期間服用することを目的にしているものですが、処方薬のロキソニンは、一定期間医師から定められた用量を守って服用します。
ロキソニンの使用方法は痛みの症状があらわれた時に服用します。
使用限度は1日2回までとし、最大限度は1日3回までとします。

ロキソニンが処方されるケースで一番多いのが、歯医者で虫歯や抜歯などの治療した後です。
とくに、奥深くまで虫歯を治療したあとや親知らずなどの大きな歯の抜歯手術をしたあとは、必ず病院から鎮痛剤が処方されます。
歯科治療後は、数日にわたって歯痛が断続的に続くこともあるので、歯医者さんに指示された用法と用量を守って、痛みの様子をみながら我慢できそうになかったらロキソニンを服用するようにします。

痛みは人によって個人差があるので、中には痛みが予想よりも長引くことがあります。
そうすると処方された薬が足りなくなってしまうことがあります。
その場合は、また歯科医院に足を運んで事情を説明して、追加の薬を処方してもらうようにするといいでしょう。

ロキソニンを服用する前に注意すること

ロキソニンは必ず食後に服用するようにしましょう。
食事の時間が過ぎている場合には何か軽いものを胃に入れてからロキソニンを服用するようにします。
胃にやさしい鎮痛剤ではありますが、空腹時に飲むことは好ましくありません。
ロキソニンの副作用には胃の不快感、胃痛、嘔吐などがあります。
空腹時にロキソニンを服用するとこれらの副作用があらわれやすくなります。

また、2回目以上ロキソニンを服用するときには、間隔を4~6時間ほど開ける必要があります。
もし4時間未満で服薬してしまった場合には、胃へのダメージをやわらげるため、水をたくさん飲んで胃酸を少なくさせるなどの対処をしなければいけません。

痛みがあるからといって、やみくもにロキソニンを服用することは絶対に避けなければいけません。
自己判断だけで薬を飲むことは危険です。
ロキソニンは強力な薬なので、いつも以上に使用方法を厳守する必要があります。

もともと胃があまり丈夫でない人は、胃粘膜が減ったときに胃酸で胃が傷つけられやすくなってしまうおそれがあります。
そうすると、胃潰瘍や十二指腸潰瘍などの原因になってしまうことがあるので、事前に注意をしておくことが必要です。
胃が弱い人はロキソニンを服用するときには、胃粘膜保護薬と併用をするようにするといいでしょう。

ロキソニンは頭痛や神経痛、歯痛などの痛みに悩まされている人にとっては、とても頼りになる薬です。
それだけ効果が期待できるぶん、正しく使用することがとても大事です。
副作用にたいして必要以上に心配をする必要はありませんが、薬の成分や効果をよく理解したうえで、自分の体調の変化によく気を配りながら使用するようにしましょう。