ロキソニンの効果(関節リウマチについて)

関節リウマチ 関節リウマチは、関節の腫れや痛み、変形などの症状の現われる、日本に約70万人もの患者がいるとされる代表的な膠原病です。
膠原病というのは、体の多くの部分に共通の疾患の出る病気の総称で、関節リウマチの場合は免疫の異常というのがその共通疾患となっています。
関節リウマチは、治療をせずに放置しておくと、関節の変形を生んだり、やがて関節の機能障害にまで発展してしまうことがあります。
ただ、激しい痛みが伴うことが多いので、発症した段階で痛みを何とかしたくてさまざまな治療を試す人が多いようです。

関節リウマチは、男性よりも女性に多い病気であることもよく知られていて、とくに更年期を迎えた女性が訴えることが多いのが特徴です。
発症のごく初期の頃は、関節の朝のこわばりといった程度のもので、時間が経過するとともにその症状も薄らいでくるため、あまり深刻な受け取り方をされない場合が多いようです。
しかし、体の節々が痛みはじめてそれが慢性化する頃になると、完治するにも長期間を要するようになってしまいます。
そこで、関節リウマチの治療では、なるべく早い時期での治療が必要になってくるのです。
朝の関節のこわばり程度で治療をはじめればベストなのですが、少なくとも関節痛が慢性化する前に治療をはじめれば完治させることができます。

関節リウマチの最初の治療では、激しい痛みを抑える処置が行われます。
その治療に最適とされるのがロキソニンという鎮痛剤です。
ロキソニンは街のドラッグストアなどで買える市販薬であり、頭痛から生理痛、関節痛に至るまで痛み全般に効果があるとされています。
整形手術や消化器外科手術などの術後の痛み止めにも使用されたりして、安価で手に入るジェネリック医薬品も開発されています。

ただ、強い副作用があることも指摘されているため、服用に際しては用法用量をしっかり守ることが大切です。
できるならば、かかりつけの医師の指示を受けたほうがいいでしょう。

ロキソニンはいつまで飲み続ければいいの?

ロキソニンは、開発されてからほぼ30年が経過していて、現在は鎮痛剤の代表的なものとして多くの医師によって処方されています。
しかし、ロキソニンは消化器官の障害をはじめ副作用が強く出る薬でもあるため、日本以外の国では積極的に処方されないという現実もあります。
つまり、優秀な痛み止めの薬でありながら、服用に際してはかなり危険性も備えているということです。

そこで、ロキソニンを服用するときは、どのような服用の仕方をすれば安全性を高めることができるかがよく話題にのぼります。
結局は、ロキソニンの効果の現れ方は個人で異なるため、病状を診ながら医師と相談しながら薬を処方してもらう方法が最適な方法とされるようです。
最初は一日1錠ほど服用し、ロキソニン独自の使用方法にも沿いながら、自分に合った服用法を確立していけばよいというものです。
ただ、くれぐれも自分勝手な服用法にならないようにしなければなりません。
どれだけの期間を服用期間にすべきかという問題についても、個人で異なってきます。
焦らずに慎重に治していく姿勢が必要になるでしょう。

関節リウマチに効果的とされるロキソニンの利用方法は、ほかの薬のものとは少し異なっていて、特殊なものとなります。
1週間に1~2日だけ服用して、ほかの5~6日は服用しないという使用方法をとるのです。
もし、毎日飲み続けると、口内炎や下痢、腎機能の低下などの副作用を起こしてしまうので、このような服用法がとられるわけです。
ロキソニンなどの鎮痛剤の市場はNSAIDs市場と呼ばれていますが、このNSAIDs市場は、今後縮小していくという予想も立てられています。
それは、高齢者社会を迎えて、副作用の強さを懸念してのものです。
今後は、副作用を抑えた新薬開発へと移行していくというのが現在の薬品市場の傾向でもあるのです。